日々物忘れ。

備忘録的ななにか。

それは本当に下々の利益なのか

下々の一員としては「さあ?」としか。

TPP大筋合意 日本政府「米買い上げで農家保護」 オバマ「中国ザマァw」 トランプと米議会「は?」

あくまで「大筋合意」なので、水面下での裏交渉がまだ続いているんだろう。
日本政府は「TPPで増加する輸入米に相当する7.8万トン分の国産米を政府備蓄米として国内農家から買い入れる。市場に流通する総量を維持し、米価の下落を抑える」対策を発表。来年の選挙を見据え、票田の米農家への配慮をまず、といったところかな。(農協解体バトルの影響もどうでるやら)
オバマ大統領は「中国のような国に世界経済のルールを書かせることはできない。我々がルールを書き、米国製品の新たな市場を開くべきだ」との声明を発表。経済だけでなく安全保障面でのパートナーシップであることを強調する事で、弱腰の汚名を雪いで引退への花道とするとともに、来年の大統領選の援護射撃としたいんだろう。
一方、強い米国の復活を目論むトランプ氏と共和党が過半を占める米議会は「現政権の無能さは理解を超えている。TPPはひどい取引だ」「米国の過度の譲歩」と猛批判。これまた選挙戦の一環だけど、難航の末に通商交渉の権限を大統領に委ねる「貿易促進権限(TPA)法案」が可決しているので、批准は大丈夫でしょう。
米国のお家事情も色濃く出た交渉だったけれど、正直これが日本の国益になるか否か皆目わからない。やると決まった以上、結果を見守るだけ。
ひとまず甘利大臣、お疲れさまでした

おまけ:内閣官房TPP政府対策本部発表の10月5日付け『環太平洋パートナーシップ協定(TPP協定)の概要』
面倒なので読みたくないでござる。。。前々から決まってた部分以外は本当に概要みたい。

TSUTAYA図書館「『出エジプト記』は旅行ガイドである!」

海老名市立中央図書館の蔵書検索ではそうなんだってさ。
他にも「伊勢物語」「奥の細道」も旅行に区分けされ、書架では旅行・中国・四国地方漢詩イザベラ・バード『中国奥地紀行』が陳列されてる模様。。。やばい、このニュースを紹介してたねとらぼさんの、

旅行だとすると序盤に海を割って進んだり、信仰力が試されることが多すぎてかなりわくわくどきどきな内容になりそうです。

がツボに入ってお腹が痛い。
TSUTAYA図書館一号武雄市図書館の時から古い実用書を多数購入とかいろいろやらかしていて、そのお詫びと教訓が全然活かされてなかったって事だよね。
そりゃ小牧市の新図書館をめぐる住民投票で市民に不要と判断されるわけだわ。(僅差だったけどね)
図書館とは智の殿堂であり、その智を必用としている人に開かれるべき場であって、利用者数の確保を図るために利便性や快適空間を模索する場でも利潤を追求する場でもない。分類も体系化も極めて怪しく情報の引き出しもままならない施設では、利用者の時間と気力と税金の浪費を促すカオスの殿堂にしかならず、存在する意味もない。
2009年に指定管理者制度が施行され、図書館については全国の1割近くがこの制度を活用しているそうで、当然上手くやっている民間図書館もある。このケースはTSUTAYAが拙かった(0点)だけと信じたい。